2014年7月4日金曜日

micro iDSD開発(24)OTW(この世のものとは思えない)#1 768KHzとDSD512対応

micro iDSD開発(24)スーパー・デューパー仕様2.2(iPurifier Lite)
この記事は、micro iDSDの発売を控えたiFIのテクニカル・チームがHead-FIやFaceBookに掲載しているものです。

以下は6月26日の投稿------------

http://www.head-fi.org/t/711217/idsd-micro-crowd-design-hifi-man-he-6-takes-on-the-meaty-monster-page-82/1050#post_10664154


オーディオは新しい序列新秩序を持った:
それはmicro iDSD
Octa-Speed(オクタ〔8倍〕スピード)DSD512 + 768kHz

過去数週間にわたって、私たちはOTW#1を皆様に推測していただきましたが、その途中で、これを解くためのいくつかの鍵を提供してもいます。

i. 3つのドーナツ



ii. “湿った(damp)イカ”の話

iii. ゴジラと、ゲゾラとの戦いの写真



答えは、micro iDSDはOCTA-SPEED DSD512の能力を持つばかりか、PCM768kHzと2×DXDをも実現しているということです。

USB経由で、コンピューターからmicro iDSDに、いかなる変換もなしにネイティブで、直接フルDSD512と768kHz PCM(2×DXD)を実現できる – 固く口止めされていても、ついぽろっとしゃべってしまうかもしれないので、私たちは唇を噛んでいなければなりませんでした。

皆様は、OTW#1が何なのかを推測して気が狂いそうになったかもしれませんが、ついにそれが明らかになりました。とてつもないオーディオクォリティーを楽しめるようになるのではないかと思うと、よだれが出ているのではないですか? それは、ただの飛躍ではなく、8倍の飛躍なのです!

OTW#1: Octa-DSD512/PC768kHz/2xDXD



背景
コンピューターオーディオテクノロジーは、危険なほどの速度で進歩しています。AMR/iFiは、その最先端にいます。まもなく発売になるmicro iDSDは、私たちの市場における位置をさらに前進させます。

私たちは幅広い調査を行った結果、私たちが知る限り、micro iDSDは以下の3つのすべてをネイティブで実現できる、まさに世界初のDACになります。Octa-Speed DSD512、PCM768kHz、2×DXD!!! (アップサンプリングやオーバーサンプリングなど、問題ではありません!)



比較してみると、US$50000を越える、世界でもっとも高価なDACでさえも、少しばかり“流行遅れ”になってしまいます。以下のようなフォーマットが、たった今時代遅れになってしまったからです。
DSD128 (one or two at DSD 256)
PCM384kHz

iFiのmicro iDSDの仕様は、一気に何光年も先に進んで、真のハイエンドテクノロジーをマスマーケットに持ち込んでしまったのです。

micro iDSDのOTW(この世のものとは思えない)仕様がこれです:

OTW #1:Octa-Speed DSD512/PCM768/2×DXD

OTW#2:ヘッドフォンのパワーモードに完璧にマッチ& iEMatch

OTW #3:8v/4000mWのターボヘッドフォン出力

micro iDSDは7月中旬に発売になりますので、2週間もすれば実際に手に取ってご覧いただけます。

説明
私たちはオーディオ再生のより良い品質を追求しています。今DSDが復活し、衰えを見せなくなっています。PCMも無視すべきではありません。PCM対DSDの録音では、今なおPCMが圧倒的に有利な状況にあるからです。

私たちは、どちらかのフォーマットを優先するというようなことはありません。私たちは両方のフォーマトを楽しんでおり、きっと皆様もそうだろうと信じています。難しいのは、それぞれのフォーマットで音楽を収録する点です。人生は短すぎて、どちらのフォーマットが“上”なのかについて悩んでいる暇はありません。皆様に、どちらのフォーマットも、できる限り最高の状態で楽しんでいただきたいと思うだけです。

これがリスナーにどのような恩恵を与えるのか
私たちがこのクラウドデザインプロジェクトを進めて以来、私たちがなぜそれぞれのフォーマットにそれほどこだわらず、できる限り幅広い選択ができるようにしてきたのかが、多少はわかっていただけたのではないかと思います。私たち自身の好みに基づいてお薦めをしながらも、最後は自分で好むものが見つけられるようにアドバイスをしているのです。

この場合、それぞれのファイルタイプに応じて正しいフォーマットを選ぶことができるので、次のような連携が確保できます。

DSD録音 > DSD再生


あるいは

PCM録音 > PCM再生

 これは重要です。なぜなら、オリジナル以上に良くなることはあり得ないので、入口も出口もオリジナルを保持するのがいちばん良いと、私たちは信じているからです(つまり、全体のつながりが大切なので、再生側だけではだめだということです)。

OTW#1によって、Quad(4倍)-Speed DSD256による録音は突破口を得ました。すでにQuad-Speed DSD256で動作可能なPyramixとSonomaは、2014年の第3四半期に、Octa-Sepeed DSD512を扱うことのできる録音システムが可能になるような改訂を実施するだろうと、確信を持って言うことができます。

だからといって、レコーディングスタジオがPCMフォーマットのさらなる高サンプリングレートに移行するということにはなりません。

これがmicro iDSDのお客様に意味するのは、今後長い年月にわたって、ほんとうに使い続けていただけるものになるということです。micro iDSDを手にした1日目から!

スーパーハイレゾ音楽のダウロードについても、今後リンクを発表します。スーパーハイレゾ録音の時代がやって来ているのです…

AMR/iFiのすべてのスタッフと役員は、このクラウドデザインプロジェクトにご参加いただいた皆様に、心から感謝しています。micro iDSDをとてつもない“ミーティー・モンスター(肉付きの良い怪物)”にするのに、皆様は大きな力を貸してくださったのです。

… さらに続きがあります…
大事なことを言い忘れていました。今後数日以内に、micro iDSDの最初の製品版が特別な“Octa-Adopter”ユニットになることについて、その概要を発表します。すてきなおまけがついています。今後何年にもわたってコレクターズユニットになることでしょう。

Watch this space! このページを見続けておいてくださいね!


(2014.09.13)music to go! 佐々木様のご指摘により、訳の一部を修正しました。

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